再開っす！ 前回分はこちら。「Wizardry I – Resolution」に関しましては「Chaothic Gate」様より。すみません、お世話になっております！
昨日のテキスト読み返したら、なんかいつにも増してテンションがおかしい気がします。読みづらい。やっぱ推敲しないとダメですね。後日どうにかします。
さて
キャラメイクまでの時点では「いつものFC版ウィザードリィ」というカンジでしたが、この後すぐに困惑が訪れます。
け、剣たっか！！
剣、1500G.P.です。え、何インフレ？
初期の所持金が多いのかな？と思ってお金を5人から集めても（1人は「悪」の盗賊なので未合流）733G.P.にしかなりません。おぅ……。
つえ 50
たんとう 80
メイス 200
フレイル 300
たんけん 500
けん 1500
主要な武器はこんなカンジ。おおー？
733G.P.を戦士3人で頭割りすると、一人あたり約240G.P.程度の装備購入が許される事になります。
ざっと見るに……80G.P.の たんとう 、同じく80G.P.の かわのよろい を買い、残ったお金で こがたのたて を1～2個買う……くらいの装備しか揃えられないですね。
一番弱い武器からスタート……ドラクエで言うなら、 こんぼう すら買えない状況ですね。そして けん が はがねのつるぎ くらいのポジションになっています。まあ間違っちゃいないのか……。
まああっちも王様からの融資がなければ一文無しだったりするし、 こんぼう どころか ひのきのぼう ・ たけざお すらままならんので。
世知辛い世の中ですな。革鎧が買えただけよしとしましょう。ヨシ！
一応、武器の性能は調整が入っているそうです。作者様が「序盤はラク」と書かれておいでだったので、信じましょう。AC問題も修正されているので、しっかり装備を整えれば安心になってくる……はずなのです。
でっでっででっ でででででっ♪
おなじみ「B1降りてすぐ東にある扉」です。いやー、わくわく。
さて、ここでぼくはひとつミスを犯しております。お分かりになりますでしょうか。
ガチャ！ 冒険者たちは扉を開けた！
おなじみの戦闘イントロが流れ、コボルドとの戦闘開始です。……「コボルト゛」です。
当時は普通に、あの犬頭は「コボルド」として馴染んでましたけど、女神転生以降いろいろな経験を経て、「コボルト」と呼ぶのがデフォになってました。「コボルド」。気を抜くと間違えますね。
まあドイツ語が〜英語が〜とか、ローカライズが〜とかの話に関しては、日本人がカタカナで「コボルド」と書こうが「コボルト」と書こうが、さして大きな違いはないのです。ゲーム内では固有名詞みたいなもんなので、些末な問題なのです。ジョセフとヨーゼフみたいなもんです。エネルギーボルトとエナジーボルトみたいなもんです。ほんとはぜんぜん違うけど別にいいや。あと些末とバマツが似てるなって思った。どうでもよ。
1ターン戦って逃走です！
ええ、何も装備してませんでしたとも！初心者……っ！！
とりあえず死者が出なくてよかった……というか経験値0の時点で死者が出た場合、それもう引退ですよね……。
なんか昔、「最序盤でパーティの仲間が死んだので、蘇生代を稼ぐ為に冒険をするうち、冒険を重ねて英雄みたいになっちゃうけど、今さら蘇生させた彼と一緒に冒険とか（レベルや能力値的に）正直キツいよね？」みたいなテーブルトークRPGのリプレイがあった気がします。誰の話だったか思い出せません。んー何だったっけなぁ……まあいいや。
というわけで
短刀と革の鎧を装備しつつ、冒険再開です。んん〜盗賊装備。
基本的には近場・南西ブロックの3部屋あたりを中心にウロウロします。（初代wizの地下1階は、おおよそ南西〜北東それぞれ4つのブロックに分かれているのです）
レベル2〜3くらいになるまでは、遠出はちょっと心配。
でも回復呪文ディオスの回復量が劇的に増えてるんですよね。あれオリジナルだと回復量は1-8のランダムですが（いわゆる1d8ですね）、こちらはその倍……というか下限もすごい増えて、すごい安心感がましています。オリジナルでいうディアル以上の使い心地。すばらしい。
「J-RPGに近い調整」と公式で仰っておられましたが、たしかにホイミやケアルを感じさせる使い勝手です。良ポイントすね！
公式さんを見ると、ディオスの回復量は「4d2+8」と記されております。最低10、平均値だいたい13くらい回復しますね。ほんと安心感が違います。オリジナルは最低値1、平均4.5だからね。きびしい。
TIPS
○d○はいわゆる「サイコロを振るてこと。ダイスロールという奴です。
ふつうの6面体のサイコロを1個振るときは「1d6」、結果は1〜6になります。2個振るときは「2d6」、結果2〜12、平均の値が7になります。特急なら3d6、リニアなら8d6という訳です。
むかしは100面ダイスとか、ゴルフボールみたいなサイコロを持ってたりもしました。一番すきなのは10面ダイスです。見たことない人は、10面体のサイコロってどんな形状か想像できないだろなー。
すき。アクリルダイスのやつがいいです。
宝箱。このあたりの確率などは特に手が入っていない様子。
でもたぶんかっこよグラフィックになってるんでしょうね。
そして……これは「がいこつ」。未確定のモンスターですが、いやー。がいこつは異常にかっこいいっすね……。
これの正体が判明すると「アンデッドコボルド」表記になり、グラフィックも変わるのですが、正直「がいこつ」の方が200倍くらいかっこよいですね。いやー。かっこよ。
そしてブッシュワッ……ぬわーっ！！
ブッシュワッカー強いっすね！正直なめてました。ローグとどっちかが強かった？ような？？みたいなおぼろげイメージでしたが、残念ながら半壊です！にげ！！
というわけで、残念ながら前衛3名がお亡くなりになってしまいました。R.I.P.
蘇生代250×3かかんよー！とてもじゃないけど、払える金額じゃありません……これは……。
まあ蘇生させるさせないはともかく、いずれにせよ代打が必要ですね。
ドワーフ戦士「プラード」、人間の戦士「リクオ」、あとノームの僧侶「スュンさま」を勧誘してきました。期待の新人です。（※6人全員新人です）
名前の由来は気が向いたらこんど書きます。例によって深い意味は全くないです。
そしてしれっと、前衛3人のACが8→6になっていますね。
ウィザードリィやら、あとRPGの原典たる「ダンジョンズ＆ドラゴンズ」などのゲームに登場する「アーマークラス」（AC）は、低ければ低いほど防御力が高いという……慣れていないとピンとこないシステム。
これはテーブルトークRPGで、「サイコロ振って、アーマークラス以下の数字が出れば回避成功」みたいなカンジなのですよね。だから高いとバチバチ当たるし、低いとスッカスカに当たらないのです。
そして、
FC版ウィザードリィは、この「AC」に関するバグがあったという訳です。ざっくり言うと、「攻撃してくる敵のACを、被弾するプレイヤーキャラのACとして処理していた」みたいなカンジなのかな。
とりあえず、自分の防具を強化しても、「特に強くなってなかった」というカンジっぽいのですね。
昔はわりと「そういうゲームなんだなー」というカンジで、多くの人が受け入れて（そして何も気付かず）遊んでおったようです。当然こどもぼくも同様です。当然です。
そして、それが修正されているのが、今回遊んでいるパッチ入りのウィザードリィ、「Wizardry I – Resolution」という訳ですね。ありがたやありがたや。
とはいえ、本当にACの恩恵を感じられるかどうかは、正直よくわかりません。ドラクエやFFのようなダメージ軽減じゃないからね、仕方ないね。
というわけで、ほんのちょっとだけPTが強化されたはずです。
この「ほんのちょっとだけ」が、やっぱRPGとしてはね。いいですよね。呪文覚えて劇的に強くなったりするのもいいんですけど。ちょっとずつ、ちょっとずつね。
進めていこうと思います。
あ、ゴルフたち3名は埋葬されました。
いままでありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。
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