辛さの単位「スコビル(スコヴィル)」が日本の生活に浸透しないかしらん、という話

こないだペヤング買ったんですよペヤング!
馬鹿じゃないの!?(開幕暴言)

なんでしたっけ。えーと。
「極激辛」だったか「獄激辛」だったか。まあ、辛い系ですよね。
この「ゲキカラ」の上に「ゴク」が付くのはシリーズ化していて、ぼくが今回買った「麻婆やきそば」はそれの第5弾だったらしいです。

以前もパッケージの赤いペヤング……買ってみたけど、随分ひいひい言いながら、泣きながら食べてましたね。馬鹿じゃないの?(中間暴言)
あ、ぼくの事です。

ここまで書いたので言うまでもないですが、辛いの好きなタイプです。
どういう理屈なんでしょね?無いと死んじゃう〜とかじゃないんですけど、ついつい辛いのとか赤いのとか、選びたくなっちゃうんです。
そのくせ辛味に強いかと言われると、別に言うほどそこまででもないんですよね。謎です。
蓼食う虫も〜とか言いますけど、そういう事でしょうか。謎です。

まあそういうわけで、うっかり買ってしまったんですよ獄激辛麻婆やきそば。
あーあ。

まず、おかしいんですよ!
一口目から、じゃなくて!それ以前。
麺をすする前からおかしい!
すすろうと、吸い込んだ呼吸がもうアレなんです。ヤバい。(語彙力)

今まで辛い系食品をある程度食べましたけど、すでに優勝です。すごい。一口も食わずして分かるだなんて!ヤバい!(語彙力)

しかし仕事の休憩時間も限られてるので、食べない訳にもいかんのです。
意を決して、一口……

無理ですごめんなさい!駄目です、これはダメだ!!
痛いです。口の中も、飲み込んだ喉や胃などの体内も痛い!たしゅけて!!
水飲んでも痛い!買ってあったトクホのコカコーラだと当たり前だけど痛い!!なんだこれどうしよう。
水2リットルあったけど足りない!
あーもーほんと!ほんっと!!
どういうこと!?

結局その悶絶状態が、3分……5分……
10分以上続きました。勘弁して下さい……。
落ちつていきたら2口目に進む必要があるのですが、その意をなかなか決せません。当然すよ!一口ごとにいろはす買ってらんないよ!!

ただ、そこでぼくの脳内に救世主が現れます。
あ、あれがいた!奴だ!奴の力を借りる……っ!

ぼくの職場のロッカーに、なんと!
生玉子が2つ!あったんですよ!!

ロッカーに生玉子入れてる人ってあんまいなさそうですよね……。

ともかく、これで少し、少しだけ希望が見えました。
よく「タマゴをいれると辛味がマイルドになります」的なのあるじゃないですか。やったあ、マイルドになれる!!

ふ、
ふたくちめ……!!

ぐわああああああ

ぼくの休憩時間はやきそば2口で終わりました。

あーでも棄てない、棄てないよ!!それはダメです。後でまた再チャレンジするんです!リベンジです!リベンジャーなんです!!マジまんじゅうこわい!!

辛いよぅ。死んじゃうよぅ……。

仕事中も随分体内がおかしいカンジでしたが、まあなんとか仕事して。
ほんで最後に2コ目の生玉子投入し、なんとか完食する事ができました……!冷めたのもよかったですよね。
ああ……

馬鹿じゃないの!?(後半暴言)

あれなんですよねー
辛さってほんと、表現がどこまで行っても、ふわっとしてますよね。
「激辛」「激辛」「激辛」……
3つとも同じように見えますが、食べてみると全然違うんだよ!アリと象くらい、ワンダと巨像くらい違います!!おかしくない?後ろの例え。どんな作品か知らないし。

ココイチの5辛10辛とか、LEEの20倍30倍とか、正直よく分かりませんしね……基準とか倍率とか。
こないだ「スンドゥブ 辛さ順位8」みたいなの見かけましたが、もう全然伝わらないです。1とか5より辛いんだろうな、くらいしか分かりません。

例えばさ、ビタミンCとかだと、「レモン何個分!」みたいなのありますよね。あれもよく伝わるというワケではないのですが、基準がそこそこ明確な分、まだいいんです。

「東京ドーム〇〇分の敷地」。全然イメージできませんが、やはり基準値があるからこその比較表現なんですよ。ベース要るんです。

あと「龍虎の拳〇〇個分」とかね。これは割と明確ですよね!最近のよくあるHDDでも、龍虎の拳が数万本入るようですよ。すごい!!

辛さも実は単位があって、「スコビル」(スコヴィル)とかいうものです。辛いの好きにはお馴染みのやつ。
どんなんだっけ。すっごい水に薄めて、そんで辛味をどこまで感じる?感じなくなる?だったかな……めちゃめちゃうろ覚えじゃないですか。ひどい。

wikipedia先生によりますと、「辛みを感じなくなるまで砂糖水で薄めた時の希釈倍率」だそうですね。概ね合ってましたね!ヨシ!

まあ当然ですが、これでいきなりペヤングの獄激辛のスコビル値がいくつです……って表記しても、馴染みがないのでさっぱりでしょうが……
徐々に定着すれば、ひとつの明確な指標にはなると思うんですよねー。

ちなみに「ペヤング 獄激辛」と検索しようとすると、ちゃんと「スコビル値」と予測してくれますね。みんな好きだなーもうー。

ん、
なんか検索だと455000スコビルとか出てきますが、いまいち明確なソースが見当たらない?です。参考程度かも。
45万スコビルは、wikipediaによればハバネロ程度の辛さらしいですね。昔はこれが世界一辛い唐辛子とか言われてましたが、それと同等ですってよ。あたおかですよ。

ちなみに現存する世界一辛い唐辛子「キャロライナリーパー」は200万スコビル程度みたいですね。いやー……分からん。

辛いものといえばタバスコあたりが有名ですが、あれで2500〜5000スコビル程度の様子。ソースはwikipediaです。ホットソースですね! \ どっ /
ぼくは4桁程度なら問題なく食べられそうな気がします。そうなんだよー指標があればなぁ……。

というわけで、「激辛」を謳う食品に携わるメーカーさん!パッケージにスコビル値を冥鬼してください!!明記です、どんな誤字だ。
あるいは法整備ですね!食品はどこでしょう。消費者庁?おねがいします!!

インド料理屋さんのカレーとかは、4段階くらいで「甘口、中辛、辛口、大辛」とかあってもぜんぜん信用できませんねー。怖い怖い。
騙されないからな!中辛でお願いします!!

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